自分がちゃんと与ダメージ出せてるかどうかはPT内の敵視順位である程度分かるっていう話を聞いたことはありませんか?
実際にどうやって目安にするのか?敵視低いとダメなの?みたいな疑問についてもまとめました。
敵視順位についておさらい
コンテンツ内の敵は、プレイヤーが起こした行動に対して敵視がたまっていきます。
敵視量に影響する行動とは大まかに以下の3つの行動です。
- 攻撃スキルを敵に当てて与ダメージ量を稼いだ
- 自分やPTメンバーを回復した
- タンクが敵視UPスキルを使った
※自分やPTメンバーの与ダメージUP系のバフが敵視にどう作用しているのかは不明です。
敵視量に応じてPTメンバー順位が付く
稼いだ敵視量のランキングは敵をターゲットした時のPTリストの数字で確認できます。
数字が若い人ほど敵視が高いということになります。
敵視1位の人は敵にターゲットされるので「A」と表示されます。
(24人レイドは他アラのPTメンバーがタゲを取っていたりするのでAじゃなくて1と表示されていることもあります。)
DPSの敵視順位は与ダメージ量の順位?
敵視UPスキルを持つタンク、ヒールで敵視を稼ぐヒーラーはともかく、DPSは主に敵を攻撃して与ダメージ量で敵視を稼ぎますから、DPSの敵視順位は与ダメージ量の順位とだいたい一緒と言っても良いと思います。(完全に同じとは言わないですよ)
つまりPT内のDPS間での敵視順位を比べることで、自分がPTメンバーの中でどのくらい与ダメージが出ているかどうかの一応の目安にはなります。
ただ目安になるとは言ってもいろいろ落とし穴があるので、順位をまるまる鵜呑みにするのではなくて落とし穴を理解した上で参考にするのがベストかなと思います。
敵視順位を目安とした場合の落とし穴
ジョブによって稼げる与ダメージ量が異なる
ジョブごとに敵に与えられるダメージ量は違います。
100%の動きができる人達が別ジョブで与ダメージ競争した場合、出せる与ダメージ量の上限が低いほうが確実に負けますよね。
でも負けた人はそのジョブのスペックを100%引き出せているのですから落ち込む必要は全く無いですよね。
だから違うジョブの人と敵視順位を競って一喜一憂するのはそこまで意味がないです。
同じジョブの人に敵視順位負けたのでスキル回し改善できるかも?とか、与ダメージ上限が高いジョブなのに敵視順位が上の方に行けないな、みたいな確認の仕方は意味があります。
格上の武器を装備をしている人には基本的には勝てない
FF14は武器のステータスの格差が大きいので、自分よりアイテムレベルが高い武器を装備している人には基本的に勝てないと思っていいです。(その人がめっちゃサボってるとかスキル回しめちゃくちゃとかなら話は別ですが)
だから自分よりアイテムレベルが高い武器を装備している人に敵視順位で負けても落ち込む必要は全くありません。
自分よりアイテムレベルが低い人によく負けた、スキル回し見直そうかな、みたいな確認の仕方は意味があります。
与ダメージUP系のバフでの貢献は考慮されていない可能性がある
DPSにはPTメンバーに与ダメージを上昇させるジョブを配れるジョブと配れないジョブがあります。
前者はシナジーDPSと言われて、後者はピュアDPSという呼ばれ方をしますね。
- シナジーDPSは他人にバフを配って貢献しながら自分もそこそこ火力を稼ぐ
- ピュアDPSは他人のバフに助けてもらいながら自分でがっつり火力を稼ぐ
こういうスタイルの違いがあります。
シナジーDPS
モンク、竜騎士、忍者、リーパー、吟遊詩人、踊り子、召喚士、赤魔道士
ピュアDPS
侍、機工士、黒魔道士
与ダメージバフ分を自分の手柄とするか、相手の手柄とするかで変わる
例えばですよ、
- ピュアDPSのAさんは与ダメージ100稼いだ
- シナジーDPSのBさんは与ダメージ99稼いだ、そしてPTメンバー7人に15秒間与ダメージ量5%UPするバフを配った
こういう状況の時、与ダメージ量で見れば100稼いだAさんのほうが上ですけど、Bさんは与ダメージ99も稼いでさらに他人に与ダメージUPバフも配っているわけだから明らかに99+αの仕事をしてますよね。
逆にピュアDPSのAさんはBさんのバフがなかったら与ダメージ100も稼げなかったかもしれないとも言えます。
シナジーDPSはバフの与ダメージUP分もひっくるめてそのジョブの価値なので、単純な与ダメージ量だけ見てもそのジョブの持つスペック分の働きができているか確認するのはなかなか難しいです。
敵視順位が与ダメージバフ分をどう処理しているのかは不明
他人に配った与ダメージバフ分が敵視順位でどういう風に影響しているのかは分かりません。
多分規約違反ツールとか使わないと検証できないです。
私の憶測だとバフとか関係なしにその人が与ダメージを出した分はその人の手柄みたいな扱いにはなっている気がします。
だからシナジーDPSなら敵視順位が少しくらい低くても、それ以上にPT貢献出来ている分があると考えたら良いし、逆にピュアDPSはPTメンバーがバフをくれたからこそこれだけの与ダメージを稼げたんだと謙虚に思うくらいが良いと思います。
その他与ダメージに影響しない部分で敵視が上がっている可能性もある
漆黒時代だと召喚士はPTメンバー全体に継続回復バフを付与するスキルを持っていて、このスキルはヒールヘイトを稼ぐから召喚士は実際の与ダメージよりも敵視順位が高くなるなど噂されてました。
暁月のスキルがどうなっているかは調べてみないと分かりませんが、与ダメージ以外の部分で敵視を稼いでるスキルもある可能性もあるので敵視順位がピッタリ与ダメージ順位と同じになってるとは思わないほうがよさそうです。
だいたい同じ(100%同じではないよ)くらいの感覚がちょうどいいと思います。
与ダメージUP系のバフの影響のことも含め、この辺りは規約違反ツールを使ってきっちり検証しないと分からない部分ですので何が正解か把握するのは難しいですね。
敵視順位を見て結果を有効活用するコツ
比べるなら同ジョブで同じくらいの装備の人と
敵視順位で比較するなら同じジョブで同じくらいの装備の人がいいですね。
ただしPT内でジョブかぶりした場合、上手い人は普段のスキル回しを少し崩して、シナジーをわざとずらしてくれたりするのであんまり参考にならない時もあります。
他ジョブと比べるなら敵視順位のジョブの立ち位置を把握してから
敵視順位で与ダメージを確認したいなら、このジョブは敵視順位の上に行きやすいとかこのジョブは下の方かな~みたいななんとなくの立ち位置は把握しておいたほうが良いです。
例えばLv90のコンテンツの場合、侍や黒魔道士はスキル回しさえちゃんとできていれば敵視順位は上のほうに行くことが多いですが吟遊詩人や踊り子はDPSの中で敵視順位1位を取ることはかなり難しい…というか1位の人はほぼ見たことないなってレベルです。(レンジは開幕が強いですから、少しだけ1位に躍り出るとかはありますけど)
参考にするべきところとしないところを自分で判断するのが大事
例えば自分より装備が強くてダメージ上限が高い別ジョブの人と比べて自分は下手なんだ…と落ち込むだけとか、たまたま敵視順位1位だったから私は上手いんだ!みたいな使い方はあんまり意味がありませんが、
- 自分より装備が強くて敵視順位が高い人の動きは参考になるはずだから、立ち位置とかバフを使うタイミングをよく見て動きを合わせたりしてみる
- とりあえず同格以下の装備の人と比べてスキル回しができているかチェックする、ジョブの立ち位置を把握する
こういう使い方は意味があると思います。
使い方次第だと思いますので有効に活用してみてください。
あと自分のスキル回しが正しいのかを知りたいなら木人討伐戦の残り秒数を測ってみるのが確実かと思います。