この記事は漆黒のヴィランズ時代に書かれたものです。
当時と比べるとスキルの効果量や使用優先度が少し変わっています。
暁月のフィナーレ仕様のLv80以降の学者の回復スキルの記事を書きましたのでよろしければこちらをこ覧ください。
学者のヒールワークの基本的な考え方
学者はHPを大きく回復するのがとにかく苦手です。
なので、なるべくHPを減らさないような立ち回りを心がけていきます。
HPを減らさない立ち回りをするためは【事前ヒール】っていう考えが大切になります。
事前ヒール…なんか難しい言葉が出てきた!って方も大丈夫です。このあとしっかり説明していきます。
これから説明していく内容
- 妖精を召喚しよう
- エーテルフローの獲得方法
- 事前ヒールと事後ヒール
- 事前ヒールに使えるスキル
- 事前ヒールと事後ヒールどっちもOKなスキル
- 事後ヒールに使えるスキル
こんな感じのことを説明していきますよ!
とりあえず妖精を出しておこう
- サモン・エオス
- サモン・セレネ
この2つのスキルで妖精を召喚しておきましょう。
エオスとセレネは片方しか召喚できないのですが、効果が全く同じなので見た目で好きな方を召喚すればOK!
妖精は存在してるだけで勝手に周りの人を回復してくれるのでとりあえず出しておくだけでオトク。
あと、妖精が存在している時しか使えないスキルとかもあるので、コンテンツに入った時は毎回妖精が出ているかどうか確認しておきましょうね!
このスキルいつもなら使えるのになんで使えないの?→あ!妖精出てなかった!ってことがよくあります。
エーテルフローとは
エーテルフローとは、学者が強いスキルを使うためのチケットのようなものです。
学者はエーテルフローがあるかないかでスペックが大幅ダウンします。
エーテルフローがない時の学者は、顔が濡れたアンパンマンみたいなもんです…
なのでエーテルフローは確実に獲得していきましょう。
エーテルフローの獲得の仕方
エーテルフローというスキルを使うとエーテルフローが3つ獲得できます。
ややこしいな!i言ってる意味がよくわかんない!って思った方は今度FF14を起動した時でいいのでこのアイコンのスキルを使ってみてください!
そしたらジョブゲージのこのランプが3つ点灯するはず!この流れさえ覚えればOK!
ちなみにこのスキルは「戦闘状態」じゃないと使用できません。戦闘状態ってのは敵視リストに敵の名前が表示されてる状態のことですよ!
木人でお試しするなら、死炎法とかの攻撃スキルを当ててから使ってみてくださいね!
1分間に1回必ず使う!
このエーテルフローというスキルは1分間に1回リキャストが回ってきて使用可能になるので、そのたびに使っていきましょう。
これ、慣れないうちはよく忘れるんですよ…1分間に1回きっちり使えるようになったら学者初心者卒業って名乗っていいくらいです。
できるだけ1分に1回使うことを意識して下さい!
エーテルフローの使いみちはあとでご紹介します!
エーテルフローを消費するスキルはたくさんあるのですが、シーン別に説明していったほうが分かりやすいのであとで1つずつ説明しますね!
エーテルフロー消費スキルには◆エーテルフローを1つ消費するってマークを付けておきますね!
とりあえず
- エーテルフローの獲得方法
- 1分間に1回必ず使う
この点だけ覚えていればOK!
次は事前ヒールと事後ヒールについて説明していきますね!
事前ヒールと事後ヒールについて
FF14のヒール手段には大きく分けて2種類あります!
それはダメージを受ける前に使える事前ヒール(予約ヒール、リザーブヒールとも言う)とダメージを受けたあとに使える事後ヒールです。
事後ヒールのほうが分かりやすいと思うので先に事後ヒールについて説明しますね!
事後ヒールは攻撃されてHPが減ったあとに使うヒールのこと
事後ヒールは、対象が敵の攻撃などを受け、対象のHPが減ってから使うヒールのことです。
白魔道士をやったことがある人なら想像しやすいと思うんですけど、タンクさんのHPが減ってきたら「ケアルラ」などのヒールスキルでタンクさんを回復してHPを戻しますよね。これが事後ヒールです!
事後ヒールのメリットはHPリストさえ監視してその都度回復していればいいところですね。(敵の攻撃タイミングを把握しなくても対応できるということ。)
事前ヒールは攻撃を受ける前に使うヒールのこと
一方、事前ヒールは攻撃を受ける前に使っても有効になるヒールのことです。
例えば
- あらかじめ使っておけば、条件を満たした後に自動で発動するヒール
- 一定時間、継続回復効果を与えるスキル
- バリア(ダメージ軽減スキル)
こういうスキルのことですね!
こういうスキルはHPが減ってない時に使っても効果を発揮します。
ただし、敵が攻撃して来るタイミングに合わせてスキルを使わないとスキルが無駄になります。
学者は事前ヒールが強い
学者は事前ヒールが強いので、この事前ヒールを使いこなせればヒールがグッと楽になりますよ~
事前ヒールって
- 「敵が攻撃するタイミング知らないと使いこなせなさそう…」
- 「難しそう…」
って思うかもしれないけれど、敵が攻撃してくるタイミングを判断するのって実はめっちゃ簡単ですよ。
これだけ覚えれば敵の攻撃してくるタイミングが分かる!
- タンクさんがたくさんの敵を相手している時
- 敵がなにかの技を詠唱している時
これだけ押さえておけば大丈夫!
タンクさんがたくさんの敵のタゲ持っている時って、一気に攻撃されてHPがごりっと減るのが確定していますよね。
敵が何かの技を詠唱している時って、その技の詠唱が完了したらダメージを受ける可能性が高そうですよね?
こういう時に事前ヒールしておけばあとの対応が楽になりそうですよね。
この2パターンだけ覚えておけばOKですよ!
事前ヒールに使える学者のスキル
ここから具体的に事前ヒールできる学者のヒールスキルをご紹介していきます!
- 深謀遠慮の策
- 野戦治療の陣
- サモン・セラフィム
深謀遠慮の策
◆エーテルフローを1つ消費する
事前ヒールのメリットが一番分かりやすいスキルがこれです!
深謀遠慮の策はPTメンバーの1人に付与できるバフで、
- 対象者のHPが50%以下になった時、もしくは
- 効果時間が切れた時
に対象者を大きく回復して消滅します!
HPが50%以下になったら自動で回復してくれるので、とりあえずで付けておいても効果を発揮してくれます。
新米学者さんは、とりあえず深謀遠慮の策をタンクさんに付けることを意識すると楽になりますよ~!
タンクさんが2人いる場合はボスのタゲを取っているほうのタンクさんに付けてくださいね。
野戦治療の陣
◆エーテルフローを1つ消費する
学者の代表的なヒールと言えばこれ!
野戦治療の陣はエリアにドームを設置するスキルで、ドームに入っている人の
- 被ダメージを10%カットする、さらに
- 継続回復する
こういう効果があります。
ダメージカット効果でHPが減りにくくなっているし、HPが減ったとしても継続回復効果でHPが戻っていくから「HPを安定させる」という能力がとても高いスキルですよ!
正直いつ使っても便利なスキルなんですけど、できれば何度か連続して攻撃を受けるタイミングで使うのが効果的ですよ。そのほうが軽減や継続回復のメリットを活かせますからね!
例えばID(4人制ダンジョンのこと)でタンクさんが複数の敵を集めて攻撃に耐えている時とかにタンクさんの近くに置いておくといいですね。
1発しか攻撃を喰らわないって分かってる時なら、後で紹介する事後ヒールで対応したほうが便利だと思います。
サモン・セラフィム
サモン・セラフィムは、エオスやセレネを消して強力な妖精を時間限定で召喚するスキルです。
セラフィムはHPが減った味方に対して自動でヒールとバリアをしてくれるので、「あ、なんかこの後ヤバくなりそう」って思ったらとりあえずセラフィムを召喚しておくといいですよ!
事前ヒールに使えるヒールのまとめ
いろいろご紹介してきましたが、
- とりあえずタンクさんに深謀遠慮の策を投げておく
- 敵が多い時や敵が詠唱している時に野戦治療の陣を置く
- なんかヤバそうって思ったらサモン・セラフィムを召喚
この3つができれば一気に学者のヒールは楽になると思います。
これ以上覚えられないって思ったら今日はこれだけでOK!
事前ヒール、事後ヒールどちらもOKなヒール
ここからは事前ヒール、事後ヒールどちらもいけるヒールをご紹介していきますよ!
光の囁き
妖精の周囲にいる味方のHPを継続回復するっていうスキルですね。
HPが減ってきてからの事後ヒールに使ってもいいですし、タンクさんが敵3匹以上を相手にしている時や、全体攻撃が来ている時に先に使っておいてもOKです。
このスキルはとても使い勝手がいいのでHPが減りそうなタイミングでどんどん使っていっていいですよ!
エーテルパクト(フェイユニオン)
これはPTメンバーの誰か1人を妖精と繋いでつきっきりで継続回復してもらうっていうスキルです。
基本的にはタンクさんに繋いで雑魚戦で耐えるって感じですね。
このスキルは使い方や注意点がややこしいので、別記事で掘り下げていこうと思います。
↓妖精のスキルというくくりで別記事にまとめてあります。でも古い記事で事前ヒールとかの話はしていないので使用するポイントとかは少しわかりにくいかも。
鼓舞激励の策、士気高揚の策
鼓舞激励の策
士気高揚の策
事前ヒール、事後ヒールどちらも使えるスキルに「鼓舞激励の策」、「士気高揚の策」があるのですが、ちょっと使い方にコツが必要なので大きく枠を取って説明しますね。
鼓舞激励とか士気高揚とか漢字が並んでいるので目が滑るかもしれませんが、
- HPを回復する
- 同時にバリアを付与する
こういう効果があるスキルだってことだけ覚えておけば大丈夫ですよ~!
バリアはHPリストにある黄色いバーのことで、攻撃を受けた時にHPよりも先にバリアがダメージを相殺してくれる効果がありますよ!
ちなみに、
- 鼓舞激励の策は1人用
- 士気高揚の策は自分の周囲にいる人全員に効果がある
ので、誰か1人だけにかけたい時は鼓舞激励の策、みんなにかけたい場合は叱咤激励の策と使い分けたら大丈夫!
このスキルは使いこなすのが少し難しい
鼓舞激励の策や士気高揚の策は、前に挙げたスキルに比べると少し使いにくい面もあるんですよね…
なぜなら、
- PTメンバーを回復する事後ヒール
- PTメンバーにバリアを張る事前ヒール
どちらも兼ね備えているスキルだからです。
例えば敵の全体攻撃に使いたい場合、事前ヒール目的なら詠唱前に使いますよね。
でも、詠唱前にPTメンバーのHPが満タンになってたらどうでしょう?
鼓舞や士気高揚の回復効果が無駄になってしまいます。
今度は事後ヒール目的で使用すると、バリア効果が無駄になってしまう可能性がある…
バリアは割れてナンボですからね。割れないバリアはただのバリアだ!
なので、鼓舞や士気高揚の策は
- PTメンバーのHPが少し減っている、かつ
- 次の攻撃が来そうな時
に使うと効果的なんです!
これは結構難しいですよ。
敵の攻撃のタイミングも把握しておかないといけないし、そもそもルレで当たるようなところってヒーラーやDPSが連続して敵に攻撃されることってあまりないんですよ。タンクさんがほとんどの攻撃を引き受けてくれてますからね。
ちなみに高難易度はヒーラーやDPSもガンガン攻撃されます(笑)
もし使いたいならタンクさんに鼓舞!
鼓舞激励や士気高揚系のスキルを使いたいならば、雑魚戦でタンクさんに鼓舞激励の策を使うのが無駄になりにくいですよ。
他のスキルのところでも説明しましたが、タンクさんが雑魚敵に囲まれてる時は常に攻撃され続けるので、鼓舞激励の策の回復とバリアを両方とも活かしやすいんです。
でも正直、今までに説明した事前ヒールやこれから説明する事後ヒールをちゃんと使えるなら、タンクさんに鼓舞激励の策をいちいちかけなきゃいけないみたいなシーンはあまりないと思います。
応急戦術で事後ヒールにも切替可能
応急戦術というスキルを使えば、直後に使う鼓舞激励の策や士気高揚の策のバリア部分を普通の回復効果に置き換えて実行することもできますよ。
初心者のうちは応急戦術を使って事後ヒールとして使っていたほうが使いやすいかもしれませんね!
これについては事後ヒールのところで説明します!
事前ヒールと事後ヒール両立できるスキル、これだけ覚えればOK!
ズラ~っと難しい話をしちゃったのでフォロー入れときます!
いろいろめんどくさいことを喋ってしまいましたが、これだけ覚えておけばいいですよ!
- ヒールが必要そうなところで早めに光の囁きを使っておく
- 怖かったらタンクさんに鼓舞激励の策を投げておく
これだけできれば十分!
事後ヒール編
やっと事後ヒール編に入ります!かなり長文な記事になったので読むの疲れた~ってもいると思います!
学者は事前ヒールを使うだけで回復が楽になるので、ここから先はぶっちゃけ見ても見なくてもどっちでもOK~!
生命活性法
◆エーテルフローを1つ消費する
このスキルはターゲットしたPTメンバーを回復するスキルです!
PTメンバーの誰か1人のHPが減ってきた時とかに使います。
リキャストが1秒だから連続で使えますが、エーテルフローを使用するので無計画に使うとエーテルフローがすぐ枯渇しますよ!
フィジク
ターゲットしているPTメンバーのHPを少しだけ回復するスキルです。
エーテルフロー消費スキルが強いので、エーテルフローがある時にフィジクが必要になるシーンっていうのほぼないと思います。
だけど、エーテルフローを使い切っている時に誰かのHPが2割以下になってしまった!って時はフィジクを使えば助けられることもありますよ。
不撓不屈(ふとうふくつ)の策
◆エーテルフローを1つ消費する
自分の周囲にいるPTメンバーを全員回復するスキルです!
ボス戦の全体攻撃のあととかに使うのがいいですね!
フェイブレッシング
妖精の周囲にいるPTメンバーを回復するスキルです。
「フェイエーテル」っていうゲージを10消費します。
フェイエーテルはエーテルフローを1つ消費するたびに10獲得するので、よっぽどのことがないかぎりフェイエーテルが10たまってないってことはないと思います。
フェイブレッシングは便利で使いやすいんですけど、回復量が少ないのがネックですね。
他の事前ヒールと組み合わせて使うのがいいかもしれないです。
応急戦術との組み合わせ
事前ヒール、事後ヒール編で説明したように、応急戦術×鼓舞激励の策、応急戦術×士気高揚の策という組み合わせでも事後ヒールを作ることが可能です。
ただこれはあまり使わないですかねぇ…
こういう回復をする時ってエーテルフローとかいろいろ使い切っちゃって困ってる時だと思うんですよ。
困ってる時って応急戦術を挟むっていう発想が頭から抜けると思うんですよね…
多分焦ってフィジクするくらいになると思います。だから、有用なんだけれどいざという時には使えないスキルです。
Lv80学者のヒールワークのまとめ
この記事では紹介しませんでしたが、他にももっと役に立つスキルがあります。
それは中級者編の記事みたいなところにまとめようと思います。
深謀遠慮の策、野戦治療の陣、サモン・セラフィム、この3つを使えるようになるとグッと戦いやすくなるのでまずはここからやってみてくださいね!