第八霊災が起こった世界線では誰がエルピスへ行ったのか

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暁月のフィナーレのエンディングを見てから数ヶ月経ち、いろいろと気持ちが落ち着いてきたので当時から疑問だった「第八霊災が起こった世界線は誰がエルピスへ行ったのか問題」について語ってみようかと思います。

今のところメインストーリーで答えらしいものは提示されていないので、どれだけ考えても正解がないのですが、こういうとるに足らないことをあーだこーだ考えている時間が一番幸せなのでとことん語らせてもらいやしょう。

目次

第八霊災が起こった世界線は誰がエルピスへ行ったのか問題とは

暁月のフィナーレのストーリーで、古代のエルピスにヒカセンが行くことはヒカセンが誕生する前から決まっていた歴史だったことが分かりました。

しかし、別の世界線では帝国兵器の黒薔薇をきっかけとして第八霊災が起こり、渦中でヒカセンは死亡しています。

つまり第八霊災が起こった世界線では漆黒のヴィランズ以降のヒカセンの活躍の歴史はなく、ヒカセンがエルピスへ行くこともありません。

おそらくゲーム内の正史では、ヴェーネスがハイデリンとなって世界を分割することを決意したのはエルピスでのヒカセンが未来のことを話したこととヒュペルボレア造物院でのヘルメスやメーティオンとのやりとりが1つのきっかけだったと考えられます。

では第八霊災世界線のヴェーネスは何をきっかけにハイデリンになり世界を分割したのかという疑問が残ります。

ゲーム上の正史についておさらい

私達プレイヤーが新生エオルゼア編から暁月のフィナーレの最後まで体験したのは、以下の歴史です。

  • ヒカセンがエリディブスの力を借りて古代へタイムスリップし、エルピスでエメトセルクやヴェーネスらと出会う
  • メーティオンの暴走とウルティマ・トゥーレへの逃亡、ヒカセンとヴェーネス以外の関係者の記憶消去
  • 古代世界に「終末」が訪れる
  • 古代人の半分を贄にして蛮神ゾディアーク召喚、天脈の薄いところをカバーして終末をやり過ごす
  • ヴェーネスが蛮神ハイデリンとなり、ゾディアークと世界を分割する(鏡像世界の誕生)
  • エメトセルクらがアシエンとして活動し、古代世界の復興活動を始める
  • アシエンが7回アーダーを起こして7つの鏡像世界を原初世界へ統合する
  • シャーレアンの人が月の住民と連絡を取り、終末について知る
  • 第一世界へ別の世界線のグ・ラハ・ティアがクリスタルタワーごとワープ
  • ミンフィリアは第一世界の光の氾濫を食い止めようとする※第一世界の時間軸は原初世界とズレあり
  • ヒカセンがルイゾワにワープされて冒険スタート(新生エオルゼア最序盤)
  • ヒカセン暁の血盟へ加入
  • ヒカセンが冒険をしながら世界を救い、英雄として名を上げていく
  • クリスタルタワー攻略でグ・ラハ・ティアと出会う、グ・ラハ・ティアはクエストの最後でクリスタルタワーで眠る(攻略時期はプレイヤーによってズレあり)
  • ヤミセン(アルバート)らが原初世界へ、のちにミンフィリアとともに光の氾濫が起こっている時代の第一世界へ帰る
  • 水晶公(別の世界線のグラハ)が暁の血盟メンバーの魂を第一世界へ転送
  • ヒカセンが第一世界へ、光属性に傾いていた世界を中和する(第八霊災が未遂に終わる)
  • エメトセルクを討伐
  • エリディプスを第一世界のクリスタルタワーへ封印
  • 水晶公の魂を原初世界へ持ち帰り、原初世界のクリスタルタワーで眠っているグ・ラハ・ティアを起こす
  • アモンがゾディアークの封印解除を企む
  • ハイデリンが幻体としてヒカセンの前に現れる、クルルを通してエルピスの花を託す
  • アモンの企みによってヒカセンが未完成のゾディアークを倒してしまう
  • 天脈を覆っていたエーテルが星海へ還り、原初世界へ終末が訪れる
  • 解決策を求めてヒカセンが第一世界のクリスタルタワーからエルピスへ
  • 現代のハイデリンとの戦いに勝ち、マザークリスタルを得る
  • ウルティマ・トゥーレで終焉を謳うものを討伐

思ったより長くなってしまった…ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

ともかくFF14のゲームでプレイヤー体験した正史としてはこんな感じです。

考えられる2つのパターン

ヒカセンがエルピスへ行かなくても歴史の整合性が取れるの?問題については以下の2つのパターンが考えられます。

  • 第八霊災の起こった世界線ではエルピス関連や鏡像世界の成り立つ歴史が大きく異なっているパターン
  • 将来産まれるであろうアゼムの魂を持った別の光の戦士が過去のヴェーネスに会いに行くパターン

第八霊災の世界線では世界の成り立ちの歴史が異なるパターン

ゲームの正史ではヴェーネスが未来からやってきたヒカセンの旅の話を聞き、メーティオンの暴走や逃亡の事実を記憶を持ったままヒュペルボレア造物院から逃げおおせたのが今の世界が成り立ったきっかけの1つだと思われます。

しかし第八霊災の世界線ではこの世界の成り立ちが全く同じとは限りません。

ハイデリンの存在、封印されたゾディアーク、鏡像世界が生まれてアシエンが復興活動を行うという結果は同じようです。

ただヴェーネスがハイデリンとなったのは別のきっかけが原因かもしれないし、(そもそもハイデリンの正体がヴェーネスかどうかもわからない)終末の訪れのきっかけがヘルメスやメーティオンなどではない可能性もあります。

なのでヒカセンがエルピスに行かなくとも歴史は成り立つ可能性があるということになります。

この部分に関してはヒカセンがゲームで直接プレイしていない世界線であり、ゲーム中でも大まかにしか語られていないので実際どうなっているのかを知る術はありません。

どっちの世界線も見てきたグラハ目線だと紅蓮の解放者くらいまでの歴史はほぼ同じらしいですが、いつ世界線が分岐したのかも分からずじまいです。

将来産まれるであろうアゼムの魂を持った別の光の戦士が過去のヴェーネスに会いに行くパターン

この説は完全に私の妄想ですが、個人的に好きな説なのでパターンとして置いておきます。

ヴェーネスがハイデリンとなって世界を分割したきっかけが、「アゼムの魂を持ち、ハイデリンの術式である光の加護を受けた人間と古代の時代に出会うこと」が条件だった場合です。

第八霊災で当代のヒカセンが死んだあと、何年かかるかわかりませんがおそらく次の代のアゼムの魂を持った光の戦士が産まれるでしょう。

その光の戦士が何かの手段で過去のエルピスへ行き、ヴェーネスと知り合って今までの旅の話をすれば歴史が繋がるかもしれません。

そもそも、次世代の光の戦士がエルピスに行くのが元々の歴史だった可能性もあります。

今回はグラハが歴史に介入したことで当代のヒカセンが生き残り、ヒカセンがエルピスに行く役目を変わりに果たすことになったのかも…

むしろ当代のヒカセンが代役説。

これなら第八霊災でヒカセンがぽっくり逝ったのも納得ですね。最初の世界線のヒカセンの寿命は歴史上で決まっていたのかもしれません。

ゲーム内の正史以外の世界線では終末を乗り越えられるのか

元の世界線の歴史が分からないのでなんとも言えないのですが、天脈の薄いところを覆うためにゾディアークを召喚したという流れが同じならば、アシエンがゾディアークを完全復活させる前になんとかしないと終末がまた訪れてしまうことになりますね。

第八霊災で人々は深い絶望に陥っていると思うのですが、終末が訪れていないのはゾディアークが生存しているおかげなんだなと考えるとなんとも皮肉なものですね。

クリスタルタワーと唯一のクリスタルタワーの管理権限を持つグ・ラハ・ティアを失っているのがかなりの痛手ですが、ガーロンド社の末裔と次世代のヒカセンとミドガルズオルムさんがどうにかして終末に立ち向かうのでしょうか。

そのストーリーとても見てみたいのでノベライズしてもらえないかな…

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